5月17日(火)17時より
NPO法人 高知の食を考える会 2022年度 第20回通常総会
が土佐御苑にて開催されました。
まずは木村祐二会長より2002年の5月頃に、岡内啓明初代会長から会の設立についての相談を受け、
翌2003年4月に城西館にて200名以上の列席者が集うなか設立総会が開催されたことや、
すでに土佐の「おきゃく」や、豊穣祭に繋がる構想をお持ちだったこと、そしてこの20年の中で様々なことにチャレンジし、
成功や失敗もありながらも会を進めてこられたお話を頂きました。
2021年の事業報告、収支報告について承認を頂いたのち、横山公大氏が新会長に選任されました。
横山会長からは、岡内初代会長に当時28歳の若輩者でありながらお誘い頂き、
そして木村前会長とともに進めてこられたこの会をさらに発展させていくべく力強い気持ちを表されました。
その後、食祭り創造委員会 小野委員長、
高知の宝を守る委員会 森本副委員長、
食探訪旅企画委員会 岡林委員長、
会員サービス委員会 松岡委員長より
本年度の事業計画についての発表に続きました。
総会に引き続きまして4月29日に のいち醸造所をオープンされました井上ワイナリー株式会社 梶原英正様に
「高知でしか造れないワインを 高知だからこそ出来る味わいを」というタイトルにて講演を頂きました。
2012年の構想から始まり、葡萄を育て、山梨で研修をしながら醸造をし、
また各地の醸造所を見て回り、先ごろ完成した醸造所の建設までに至るお話や井上社長が大事にされている吉田松陰の名言などのご紹介もありました。
そして、戦国時代の土佐の七雄になぞらえて、高知県内7か所で葡萄の栽培をし、葡萄造りやワインを通じた関係人口の増加、これからの目標や描く未来についてもお話しいただき30分という短い時間ながら非常に内容の濃い講演となりました。
さらに講演会終了後には懇親会を行い、横山会長の挨拶に続き、高知県産業振興推進部 沖本様よりご祝辞を賜り、岡内紀子様より初代会長を支えてくださった皆様への謝辞を頂き、高知県経営者協会 森下様に乾杯のご発声にて開宴となりました。
講演頂いた井上ワイナリーさんの赤と白のワインもふるまわれ、それに合わせて献立を考えてくださった土佐御苑さんの美味しい料理に舌鼓を打ちながら懇親を深め、あっという間にお開きとなりました。
最後に、上村嘉郎専務理事の〆にて終了となりました。
なお、この会に先立ち、参加者全員に抗原検査を実施の上、陰性を確認したうえで安心安全に開催しておりますことを付け加えておきます。