食探訪旅企画委員会

食探訪旅企画委員会

 

委員長  岡林 雅士

副委員長 今橋 大輝

副委員長 友田 由美

副委員長 上村 嘉朗

副委員長 木村 祐二

副委員長 池田 実

 

(1)事業方針

2024 年度は、コロナ明けの観光需要回復を背景に、高知県では過去最高の県外観光客数を記録するなど、大きな転換点を迎えました。当委員会においても、カツオを中心とした観光資源の掘り起こしと磨き上げに努め、食を軸とした観光の可能性を再確認する年となりました。

2025 年度は、高知県が進める「どっぷり高知旅」プロジェクトの第2 期です。県内外・海外からの訪問者に向けて、より深化した体験型の食観光コンテンツを創出し、食文化と地域のストーリーを伝える観光人材の育成・連携を進めます。その第一歩として、会員を中心に対象とした「大人の遠足」モニターツアーを通じて、食体験の質と価値を検証し、将来的な商品化に向けた試験運用を行います。

また、単なる発信にとどまらず、地域に住む私たち自身が自らの文化・食を誇りとして語れるよう、地域資源を再認識し、地域事業者と連携した持続的な食観光の仕組みづくりを推進していきます。

 

(2)主要な事業内容

①「大人の遠足」モニターツアーの実施(年1回程度)
カツオと地酒、発酵文化と食、旬の郷土料理体験というようなテーマで、当会会員、土佐経済同友会観光推進委員会、こうち観光ネットワーク、地域住民、食や観光に関心のある県外在住者の参加を想定

②カツオマイスターとの連携強化とガイド育成
認証店舗との連携による体験プランの造成
食体験を語れる案内人(地域ガイド)の育成

③地域食文化の調査と発信
昨年度に実施したカツオアンケートの継続と分析
食文化資源の掘り起こし(調味料、発酵、郷土食)

④高知県観光政策・県内外需要を踏まえた商品造成と販売準備
OTA 連携による販売準備(リンクティビティ等)
高知ファン、関係人口創出につながるツアー構成の検討

 

(3)想定される事業成果

・モニターツアーを実施し、フィードバックを基に磨き上げを図る・地域の食観光ガイド人材2名以上の育成を目指す

・高知の食文化に関する体験型観光商品を1本以上造成し、2025 年度中にOTA 等を通じた販売開始を目指す

・県内外の関係者、会員とのネットワーク強化を図り、地域の観光人材育成や食ブランド強化に貢献する

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